「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「長身のサウスポー」小林光二① 

WBC世界フライ級王者。世界王者になる前の試合「vs. ファコムロン・ビボンチャイ」「vs. 高田次郎」「vs. パクタイ・オソドサファー」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

小林光二 2R KO ファコムロン・ビボンチャイ
(フライ級戦、1981年)

(ダウンシーン)
2R:連打でファコムロンがダウン
(感想:小林は長身のサウスポー。全日本フライ級新人王戦で渡辺二郎にKOされた以外は負け無し。ファコムロンは元世界ランカー。右と左の違いはあるが、共にストレートを狙う。のらりくらりと動くファコムロンに小林が連打。2R、連打でダウンしたファコムロンはロープにもたれたままKO負け。動きのスピードに欠けるなど、攻撃がイマイチな感じだったファコムロン。サウスポーが苦手だったのかも。)

小林光二 7R TKO 高田次郎
(フライ級戦、1981年)

(ダウンシーン)
6R:連打で高田がスタンディングダウン
7R:連打で高田がスタンディングダウン
(感想:高田はこれまで33勝(16KO)18敗4分の大ベテラン。日本フライ級王座、東洋太平洋フライ級王座を獲得し、敗れたがミゲル・カント、グティエスパダスの世界フライ級王座に挑戦したこともある。小林は日本フライ級3位で13勝(9KO)1敗2分。ジャブ、左ストレート、接近戦で連打する小林。高田はジャブ、ストレートを出すが手数が少ない。小林のストレートがヒット(2R、4Rなど)。6R、ストレートが効いた高田。連打でスタンディングダウン。7Rにも連打でスタンディングダウン。さらに連打を浴びてコーナーからタオル。ほとんどいいところなしだった高田。サウスポーが苦手だったか。次の試合にも敗北して引退。)

小林光二 4R KO パクタイ・オソドサファー
バンタム級戦、1981年)

(ダウンシーン)
4R:左ストレートでパクタイがダウン
(感想:日本フライ級1位の小林はこれまで14勝(10KO)1敗2分。パクタイは東洋太平洋J・バンタム級1位で18勝(8KO)2敗。小林がジャブ、左ストレート、そしてフックで連打。パクタイはガチャガチャした雑な攻め。3R、右ストレートで攻めるパクタイだが、かわされて連打を浴びる。4R、コーナー付近でパクタイが左ストレートを食ってダウン。KO。小林が器用に連打をまとめて快勝。ボディ打ちも良かった。パクタイは期待外れ。どのへんが「東洋1位」なのかわからなかった。サウスポーが苦手だったのかもしれないが、ボクサーとしての基本形自体が残念な選手だった。)

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