「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「剛腕で世界王座奪取」浜田剛史②

WBC世界J・ウェルター級王者。日本タイトル、東洋太平洋タイトル戦「vs. 友成光」「vs. ダウトーン・チュワタナ(ノンタイトル戦)」「vs. スワルノ・ペリコ」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

浜田剛史 7R KO 友成
(日本ライト級タイトル戦、1984年)

(ダウンシーン)
5R:左ボディフックで友成がダウン
7R:左フック、左ストレートで2度、友成がダウン
(感想:浜田がタイトル獲得。王者の友成はこれまで25勝(13KO)6敗1分。日本1位の浜田は15勝(15KO)1敗1ノーコンテスト。攻める浜田。テクニシャンタイプの友成は右でカウンターを狙う姿勢。浜田が強打で優勢。5R、7Rのダウンで試合終了。パワーと勢いに差があった。打たれる友成が気の毒に思えたほど浜田のパンチは強かった。)

浜田剛史 2R KO ダウトーン・チュワタナ
(ライト級戦、1985年)

(ダウンシーン)
2R:左フック、右フックで2度、ダウトーンがダウン
(感想:日本王者の浜田。タイ国ライト級王者のダウトーンと王者対決。これまで28勝(22KO)8敗のダウトーン。ジャブ&フットワーク。浜田はいつものように攻めの姿勢でボディ攻撃、右フックからの左ストレートといったコンビネーション。2R、右フックでグラついたダウトーンが左フックでダウン。立ったが、今度は右フックで前のめりにダウン。立てず、KO。あっけなく終わってしまった。浜田の規格外のパワー。)

浜田剛史 1R KO スワルノ・ペリコ
東洋太平洋ライト級タイトル戦、1985年)

(ダウンシーン)
1R:左ストレートでペリコがダウン
(感想:浜田がタイトル防衛。日本ライト級王座を返上し、東洋太平洋ライト級王座を獲得した浜田。これが初防衛戦。沖縄で行われた試合。実況席にはファイティング原田、小林弘。ランク4位のペリコはこれまで19勝(10KO)6敗のインドネシア人。左ストレート、右フックで攻める浜田のパワーに押されながら何とか右ストレート、左フックで応戦。しかし、左ストレートでダウン。立てず、KO。コレも実にあっけなかった試合。映像ではわかりにくい部分もあるが、浜田のパンチは異常に強い。特にボディを攻められたら相手は引いてしまう。この程度の相手と試合をするのは時間の無駄。東洋王座を返上した浜田の次の試合はレネ・アルレドンドの持つWBC世界J・ウェルター級タイトルへの挑戦。)

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