「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「風車のようなフック連打」牛若丸あきべぇ

日本ウェルター級、東洋太平洋ウェルター級、東洋太平洋スーパーウェルター級王者。王者になる前の試合「vs. チュン・ユンウー」「vs. キム・チャンジョン」「vs. 湯場忠志(初戦)」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

牛若丸あきべぇ 1R KO チュン・ユンウー
ウェルター級6回戦、2006年)

(ダウンシーン)
1R:右フック、連打で2度、チュンがダウン
(感想:2005年度全日本ウェルター級新人王のあきべぇ。本名は渡部信宣。これまで全勝のファイタータイプで日本ウェルター級2位。ヒゲを生やした精悍な顔つきのチュンは韓国ウェルター級2位。あきべぇが先制攻撃。左右フックでの打ち合い。強烈な右フックでチュンがダウン。さらに連打で二度目。立ったが、レフェリーは試合を止めた。粗い攻撃だったが、あきべぇが勢いで勝利。なお、この試合は亀田興毅が初めて世界王座を獲得したファン・ランダエタとのWBA世界ライトフライ級王座決定戦の前座として行われた。)

牛若丸あきべぇ 1R TKO キム・チャンジョン
ウェルター級6回戦、2006年)

(ダウンシーン)
1R:右フックでキムがダウン
(感想:日本2位のあきべぇ。韓国スーパーライト級2位のキムと対戦。気合いが入っているあきべぇが先制攻撃。接近しての打ち合い。互いのパンチがヒット。バッティングで早くもあきべぇが出血。打ち合いが続くが、一旦ブレイク。なぜか相手に背を向けるキム。あきべぇが追い掛け、横殴りの右フックでキムがダウン。立ったがフラついており、レフェリーストップ。あきべぇが妙なKO勝ち。未だによくわからない結末。試合中に背を向けたキム。ラウンド終了のゴングが聞こえたと勘違いしたのだろうか? ルール上、あきべぇの攻撃には問題が無かったのかもしれないが、できればあきべぇが右フックを打ち込む前にレフェリーにはストップをかけて両者の間に入って欲しかったところ。)

湯場忠志 1R KO 牛若丸あきべぇ
(日本ウェルター級タイトル戦、2007年)

(ダウンシーン)
1R:右フックで湯場がダウン。左ストレートで2度、あきべぇがダウン。
(感想:湯場がタイトル防衛。日本王座を三階級制覇(ライト、スーパーライトウェルター)している湯場。全勝のあきべぇの挑戦を受ける。サウスポー同士の一戦。あきべぇが先制攻撃。右フックでダウンを奪う。フックでさらに攻める。湯場は距離を取ってジャブ、ストレート。しかし今度は左ストレートであきべぇがダウン。さらに左ストレートで二度目のダウン、KO。湯場が相手のガードの隙を突く攻撃で逆転勝利。あきべぇは積極的だったが、ディフェンスとバランスに問題があった。後、湯場は日本スーパーウェルター級、日本ミドル級王座も獲得し五階級制覇。あきべぇも日本ウェルター級王座、東洋太平洋ウェルター級王座、東洋太平洋スーパーウェルター級王座を獲得。湯場戦での敗北が良い経験になったようだ。)

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