「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

平成のボクシング⑧(伊藤院長、永井正輝、藤本京太郎、李冽理、竹中良)

「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」「伊藤院長 vs. 永井正輝(60キロ:4回戦)」「藤本京太郎 vs. マイケル・オドネル(ヘビー級戦)」「李冽理 vs. 竹中良(フェザー級戦)」を紹介します。

伊藤院長 1R KO 永井正輝
(60キロ:4回戦、2008年)

(ダウンシーン)
1R:左フックで永井がダウン
(感想:共にデビュー戦。「伊藤院長」は接骨院の院長ということで白衣でリングイン。永井は坊主頭(僧侶っぽい感じ)。攻める永井。伊藤はジャブ。左フックで永井がダウン、KO。一発で終わってしまった。伊藤がタイミングのよいパンチで快勝。永井は積極的ではあったがディフェンスが甘かった。この二人に関する情報が少ないため、その後のボクサーとしてのキャリアは不明。)

藤本京太郎 6R 判定 マイケル・オドネル
(ヘビー級戦、2011年)

(ダウンシーン)
5R:右アッパーでオドネルがダウン
(感想:キックボクサーとして実績のある藤本のボクシングデビュー戦。大晦日の「井岡一翔 vs. ヨードグン・トーチャルンチャイ」の前座カード。相手はオーストラリアの白人オドネル。藤本が左のガードを下げた構えからジャブ、右ストレート、左フック。オドネルはパンチのキレも無ければ、動きのスピードも無いが、右ストレートをヒットさせるシーンも。ボディを攻める藤本。5R、ロープ際でブロックするオドネルだが、右アッパーでダウン。その後、攻める藤本、ブロックするオドネル、といった感じで6R終了。判定は3-0。できれば藤本にはKOで勝って欲しかったところではあったが、オドネルはディフェンスシブだった。後、藤本は日本ヘビー級王座、東洋太平洋ヘビー級王座、WBOアジア太平洋ヘビー級王座を獲得。目標の世界王座には届かなかったが、軽量級中心の日本ボクシングで異質の存在として話題を振りまいた。)

李冽理 5R KO 竹中良
フェザー級戦、2012年)

(ダウンシーン)
5R:連打、連打で2度、竹中がダウン
(感想:元WBA世界スーパーバンタム級王者の李。ジャブ、左右フックで攻める姿勢。竹中はフットワークで距離を取りながらジャブ、右ストレート。回転の速い連打を打つ竹中は左ボディ打ちも巧く、3Rには左フックで優勢。4R、李がキズのチェックを受ける。5R、接近戦。コーナー付近で連打を浴びて竹中がダウン。さらに連打で二度目のダウン。ダウンと同時にレフェリーは試合を止めた。距離を取っていたときはいい感じだった竹中だが、打ち合って敗北。タフネスで勝負がついた。後、共に東洋太平洋フェザー級王座を獲得。)

この続きはcodocで購入
----------------------------- A8 net広告