「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「浪速乃闘拳」亀田興毅①

三階級制覇王者。初の世界王座へ。「vs. ワンミーチョーク・シンワンチャー」「vs. カルロス・ファハルド」「vs. ファン・ランダエタWBA世界ライトフライ級王座決定戦)」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

亀田興毅 3R KO ワンミーチョーク・シンワンチャー
東洋太平洋フライ級タイトル戦、2005年)

(ダウンシーン)
1R:左ショート、右フックで2度、ワンミーチョークがダウン
3R:左ストレートで2度、ワンミーチョークがダウン
(感想:亀田がタイトル獲得。これまで全勝の新鋭、亀田。初のタイトル戦。サウスポー同士の一戦。共に左ストレート、右フック。ガードを上げて攻める亀田。左ショートでダウンを奪う。さらに右ボディフックで二度目。攻める亀田、応戦するワンミーチョーク。3R、左ストレートでワンミーチョークがダウン。さらにダウン、KO。亀田が力強い攻撃で勝利。右フックと左ストレートにパワーとキレがあった。)

亀田興毅 2R TKO カルロス・ファハルド
(フライ級戦、2006年)

(ダウンシーン)
2R:左ストレートでファハルドがダウン
(感想:これもサウスポー同士の一戦。リングサイドではアントニオ猪木が観戦。開始から接近戦。左フックを思い切り叩きつけるニカラグアのファハルド。亀田はブロックしながら右フック。互いにボディ攻撃。2R、左ストレートでファハルドがダウン。立ったが、左ストレートを打たれてのけぞったところでレフェリーストップ。パワーを見せた亀田。コンビネーションも良かった。そんな亀田の次の試合はファン・ランダエタとのWBA世界ライトフライ級王座決定戦。)

亀田興毅 12R 判定 ファン・ランダエタ
WBA世界ライトフライ級王座決定戦、2006年)

(ダウンシーン)
1R:右フックで亀田がダウン
(感想:亀田がタイトル獲得。WBA1位のランダエタベネズエラの選手。WBA世界ミニマム級暫定王座を獲得したことがあり、これまで20勝(16KO)3敗1分。顔立ちと髪型が俳優の成田三樹夫松田優作探偵物語』ほか)に似ている。亀田はWBA2位で11戦全勝(10KO)。共にサウスポー。戦い方もほぼ同じで、ジャブ、左ストレート、右フックを基本とする。1R、左フックからの右フックで亀田がダウン。その後は互いにディフェンスしながら相手の隙を狙う。亀田は右ボディ打ち、ランダエタは左アッパーが印象的。接近戦では共に回転の速い連打(9Rほか)。12R終了。判定は極めて僅差の2-1。朝青龍が勝者、亀田をかついで勝利を祝福。同じスタイルの選手が同じような武器で競い合った試合。ダウンはあったが、どちらかが打たれて一方的になるシーンは無かった。映像では実力に大きな差はなく、内容的にはイーブンに見えた。強いて言えばランダエタの方が少しパンチを当てるテクニックがあったように見えたが、軽いパンチが多く、亀田もよくブロックしていた。お互い自分と戦っているような感じてやりにくかっただろう。)

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