聖龍拳:ボクシング専門ブログ

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世界のボクシング:アメリカ編(2000年代:21)「聖龍拳:ボクシング専門ブログ」

「アントワン・スミスvs.アーロン・トーレス」「アントニオ・デマルコvs.ホセ・レイエス」「ディエゴ・マグダレノvs.ホルヘ・ルイス」「フェルナンド・ゲレロvs.タイロン・ワトソン」を紹介。

①アントワン・スミス 3R KO アーロン・トーレス
(ウェルター級戦、2008年5月)

スミス:左ジャブ、右ストレート、フック   
トーレス:左ジャブ、右ストレート、フック   
(ダウンシーン)
2R:左フックでトーレスがダウン
3R:右ストレートでトーレスがダウン
(感想:スミスはフロリダ州マイアミの黒人。ニックネームは「The Truth」(何が「真実」なのか? カール・ウィリアムスのように「自分が一番強い、それが真実」ということか?)。2008年デビュー。負けと引き分けが一つずつ。タイトル戦の経験はまだ無い。トーレスはペンシルベニア州フィラデルフィアの選手。2000年デビュー。連勝していた時もあったが、IBFの地域王座戦でTKO負けして連敗。このところ二連勝中。マサチューセッツ州ボストンでの一戦。中間距離で互いにジャブ、ワンツー。右ストレートを出すトーレスだが真っ直ぐ攻めるクセがあり、ディフェンスに甘さ。スミスは斜め下からの左フックなどを出す。2R、素晴らしいタイミングの左フックでトーレスがダウン。その後もスミスが正確さとパワー。3R、スミスが左フックからの右ストレート。そして右ストレートでトーレスがダウン。片ヒザをキャンバスに着いたまま10カウントを聞いた。スミスが快勝。ショートフックを器用かつパワフルに決めるなど能力の高さで魅せた。トーレスは攻めるときのガードに問題があった。これが最後の試合に。その後のスミス。連勝後、勝ったり負けたりに。王座戦を経験することなく最後は二連敗で引退。ウェルター級は競争が厳しい。)

②アントニオ・デマルコ 10R 判定 ホセ・レイエス
(スーパーライト級戦、2008年9月)

デマルコ:右ジャブ、左ストレート、フック
レイエス:左ジャブ、右ストレート、フック
(ダウンシーン)
3R:右ストレートでレイエスがダウン
(感想:プエルトリコ・カグアス出身のレイエスは30歳のベテラン。これまで23勝(8KO)4敗。WBOの地域王座(ライト級)を獲得し、直前の試合では防衛に成功している。メキシコのロス・モチス出身のデマルコは22歳。19勝(14KO)1敗1分。まだ王座戦を経験したことがない。ネバダ州プリムでの一戦。サウスポーのデマルコ。「八」の字に構えて右ジャブ、左ストレート。レイエスは動きが素早い。速いジャブ、右ストレート、フック連打。右を当てようとするレイエス。デマルコは左ストレート、右フック。フックにパワーがあるレイエスは実に積極的。しかし、3R、左フックをかわされ、右ストレートでダウン。これが効いたか、その後、レイエスは連打&クリンチ。4Rには右フックでピンチ。6R、髪が短いレイエスが髪をかき上げるような仕草(汗をぬぐったのかも)。時折サウスポーにスイッチするレイエスだが、あまり効果無し。最後まで打ち合いが続き、10R終了。共に自身の勝利をアピールするが、判定は2-1。微妙な判定。レイエスは手数が多かったが、ダウンを喫し、時折カウンターを食ったのがマイナスだった。その後、レイエスは意外なことに全敗。デマルコは次の試合でNABO王座(ライト級)を獲得し、後、WBC世界ライト級王者になった。)

③ディエゴ・マグダレノ 5R TKO ホルヘ・ルイス
(ライト級戦、2008年9月)

マグダレノ:右ジャブ、左ストレート、フック   
ルイス:左ジャブ、右ストレート、フック   
(ダウンシーン)
5R:連打でルイスがダウン
(感想:マグダレノ(21歳)はネバダ州ラスベガス出身のサウスポー。アマチュア王者からプロ入り。これまで4連勝(2KO)。ルイス(29歳)はキューバのサンタ・クララ出身で、5勝6敗1分。KO勝ちが一度もなく、このところ五連敗中。ネバダ州プリムでの一戦(リングアナはルペ・コントラレス、レフェリーはトニー・ギブソン)。互いに警戒し、ジャブ。ストレートを当てようと狙う。接近戦ではバカスカ打ち合う。共に器用さに欠けるところがあるが、マグダレノが左ストレートをヒットさせる。5R、連打でルイスがダウン。立ち上がり、レフェリーが再開を命じたがセコンドが棄権を申し入れて試合終了。マグダレノがサウスポーの利点を生かして勝利。ルイスは見た目は鍛えられた感じだったが、動きの洗練さに欠けた。その後の二人。ルイスは多くの負け。タイトル戦を経験することなくキャリアを終えた。マグダレノは連勝を継続し、北米王座(スーパーフェザー級)獲得、防衛。しかし、ローマン・マルチネスのWBO世界スーパーフェザー級王座への挑戦は2-1の敗北(初黒星)。テリー・フラナガンのWBO世界ライト級王座への挑戦はTKO負け。世界には手が届かなかった。)

④フェルナンド・ゲレロ 6R 判定 タイロン・ワトソン
(ミドル級戦、2008年10月)

ゲレロ:右ジャブ、左ストレート、フック
ワトソン:左ジャブ、右ストレート、フック
(感想:黒人の新鋭対決。ゲレロはドミニカ出身。アマチュアでは大会で優勝したことも。プロではこれまで9連勝(9KO)。ワトソン(ペンシルベニア州ピッツバーグ)は7連勝(3KO)。メリーランド州ソールズベリーでの一戦。サウスポーのゲレロ。なかなか強そうな顔&体つき。力強い右ジャブ、左ストレート、フック連打、ボディ打ち。手数も多い。ワトソンはややアップライトな姿勢。左手を伸ばしてディフェンスしながら右ストレートを伸ばす。攻撃力で勝るゲレロ。ワトソンは口が半開きの状態でワンツーで応戦。8R終了。判定は3-0。手数でゲレロが勝利。右フックからの左ストレート、ボディ打ちが良かった。ワトソンはよく粘ったが、そこまで。勢いのある相手に勝てるようなパンチの打ち方ではなかった。その後の二人。ワトソンは次の試合でダニエル・ジェイコブス(後、世界ミドル級王者に)に1RでKOされて引退。ゲレロは勝ち続けて北米ミドル級王座を獲得したが、WBO世界ミドル級王座に挑戦してTKO負けだった。)

①「Welterweight 
Antwone Smith vs. Aaron Torres」
②「Super Lightweight 
Antonio DeMarco vs. Jose Reyes」
③「Lightweight 
Diego Magdaleno vs. Jorge Ruiz」
④「Middleweight 
Fernando Guerrero vs. Tyrone Watson」
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