「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「貴重なヘビー級」西島洋介山②

WBF世界クルーザー級王者。アメリカの黒人選手と対戦。「vs. ポール・グリフィン」「vs. ケニー・マッカラー」「vs. アンドレ・ショロード」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」
            
西島洋介山 5R KO ポール・グリフィン
(ヘビー級戦、1994年)

(ダウンシーン)
5R:連打でグリフィンがダウン
(感想:ハイライトで観た試合。アメリカの黒人選手グリフィン。左のガードを下げた構えからジャブ、ワンツー。西島はいつものように攻めの姿勢で前進。5R、強烈な連打でグリフィンがダウン。立ったがカウントアウト。西島は闇雲に打つのではなく、右アッパーからの左フックといったコンビネーションをパワフルに使っていた。ひょっとしたら「日本ボクシング史上最強の選手」かも。)

西島洋介山 6R 判定 ケニー・マッカラー
(ヘビー級戦、1994年)

(感想:ハイライトで観た試合。場所はアメリカ。アメリカの黒人サウスポー、マッカラー。勝ったり負けたりの選手だが、西島を破ったケニー・ミリガンをTKOで下している。右ジャブ、左ストレートを使うボクサータイプのマッカラー。西島は相手がサウスポーでも関係なし。前進して右ストレート、左フック。しかし、2R、左ストレートを食って西島がダウン寸前に。その後はパワーで西島が優勢。判定は3-0。西島のパワフルな連打がマッカラーのテクニックを封じた。)

西島洋介山 5R KO アンドレ・ショロード
(ヘビー級戦、1994年)

(ダウンシーン)
3R:左フックでショロードがダウン
5R:右ストレートでショロードがダウン
(感想:大阪での試合。TVゲストは元ボクサーでもある吉本新喜劇島木譲二。東洋ヘビー級10位の西島はこれまで7勝(6KO)1敗。ピンクの足袋を履いてリングイン。ショロードはデビュー以来、五連勝でバージニア州L・ヘビー級王者になった選手だが、それ以降は敗北がエラい多い(この試合の時点では7勝(5KO)6敗)。ボクサータイプのショロード。ジャブ連打、ワンツー、左フック。西島はステップを踏んだり、ヘッドスリップしながら前進し、右ストレート、左フックを叩き込む。強打で西島が優勢。3R、左フックでショロードがダウン。5R、踏み込んで打った西島の右ストレートでショロードが痛烈なダウン。ワンパンチKOで西島が快勝。ショロードは左フックにいいものがあったが、受け身の姿勢。負けが込んだキャリアになってしまったのもそれが原因ではないかと思われる。)

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