「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「日本ウェルター級の雄」尾崎富士雄②

WBA世界ウェルター級王座に二度挑戦した男。日本王座、東洋王座も獲得。日本ウェルター級タイトル戦「vs. 串木野純也」「vs. 桑田修孝」「vs. 田端信之(再戦)」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

尾崎富士雄 10R 判定 串木野純也
(日本ウェルター級タイトル戦、1985年)

(感想:尾崎が二階級制覇。串木野はこれまでこのタイトルを13連続防衛しており、カーロス・エリオットをKOしたこともある。ロベルト・デュランばりにヒゲを生やした尾崎。ジャブで先手を取り、左フック。串木野はジャブ・ストレートを使うが、スピードは尾崎の方がある。7Rには尾崎の右がヒット。判定は3-0。尾崎がパンチのスピードと回転の速さで上回った。)

尾崎富士雄 8R KO 桑田修孝
(日本ウェルター級タイトル戦、1985年)

(ダウンシーン)
7R:右フック連打で桑田がダウン
8R:右フックで桑田がダウン
(感想:尾崎がタイトル防衛。尾崎はこれまで17勝(9KO)3敗。日本6位の桑田は10勝(8KO)12敗2分、と負けの方が多い。尾崎がジャブ、ストレート、左フック。桑田はジャブを打つが手数が少なく、単発。7R、右フックを連打されて桑田がダウン。8R、スタミナ切れの桑田が右フックを食ってダウン。立ったがカウントアウト。尾崎が手数で勝利。桑田はジャブ、右ストレートなど良いパンチを打っていたが受け身の姿勢。スタミナに不安があった?)

田端信之 10R 判定 尾崎富士雄
(日本ウェルター級タイトル戦、1986年)

(感想:田端がタイトル獲得。これは再戦。尾崎は以前に田端をKOしている。王者の尾崎はこれまで18勝(10KO)3敗。日本1位の田端はスラリとした選手で16勝(15KO)4敗1分。田端がジャブ、ストレート。尾崎は手数が少ない。互いにディフェンス。接近戦ではもみ合い、クリンチ。かみ合わない試合。最終ラウンド終了時、田端は勝利を確信したような様子。判定は2-1。田端がジャブ、インサイドからのパンチで勝利。3-0でもよかったと思うほど、尾崎は上手く攻められなかった。)

この続きはcodocで購入
----------------------------- A8 net広告