「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

80年代の日本王者(J・ウェルター級~)

王者一覧と選手の解説です。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

J・ウェルター
①福本栄一(1979年9月24日 - 1980年5月19日)
②杉谷実(1980年5月19日 - 1980年9月23日)
③福本栄一(2期目:1980年9月23日 - 1980年12月15日)
④畠山昇(2期目:1980年12月15日 - 1981年4月30日)
⑤福本栄一(3期目:1981年4月30日 - 1981年8月27日)
⑥守安竜也(1981年8月27日 - 1982年11月2日)
⑦亀田昭雄(1982年11月2日 - 1984年(返上))
(日本ウェルター級王座も獲得して二階級制覇。アーロン・プライヤーのWBA世界J・ウェルター級王座、テリー・マーシュのIBF世界J・ウェルター級王座に挑んだが、いずれもTKO負け。世界には届かなかった)
⑧田名部雅寛(1984年12月10日 - 1985年4月4日)
(長身のアウトボクサー。平仲にKOされたシーンはボクシング史上に残る凄惨なシーンとなった)
⑨外間勝紀(1985年4月4日 - 1986年10月3日)
⑩田名部雅寛(2期目:1985年10月3日 - 1986年1月9日)
平仲明信(1986年1月9日 - 1988年(返上))
浜田剛史と並ぶ沖縄のハードパンチャー。ファン・マルチン・コッジのWBA世界J・ウェルター級王座に挑戦したが判定負け。その後、エドウィン・ロサリオが持つ同王座に挑戦して1RでTKO勝ち。しかし、初防衛戦ではモーリス・イーストにまさかのKO負け。パワーはあったが、攻めすぎてパンチを食うことも)
⑫北島義文(1989年7月10日 - 1989年10月9日)
⑬山本義広(1989年10月9日 - 1990年1月23日)
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ウェルター
①亀田昭雄(1978年4月28日 - 1981年(返上))
②ダイナマイト松尾(1981年10月13日 - 1982年1月18日)
串木野純也(1982年1月18日 - 1985年6月6日)
(13度も防衛。そのうち12試合にKO勝利。カーロス・エリオットをKOした試合が有名)
④尾崎富士雄(1985年6月6日 - 1986年2月6日)
⑤田端信之(1986年2月6日 - 1986年6月5日)
(「和製ハーンズ」と呼ばれたスラリとした選手。尾崎を判定で下して王座獲得。日本J・ミドル級王座は1RでのKOで獲得)
⑥尾崎富士雄(2期目:1986年6月5日 - 1987年(返上))
⑦坂本孝雄(1987年10月3日 - 1988年3月21日)
吉野弘幸(1988年3月21日 - 1992年12月21日(返上))
(左フックが武器だったハードパンチャー。豪快に勝つか、豪快に倒されるか。スリリングな選手だった)
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J・ミドル級
①堀畑道弘(1979年7月11日 - 1982年1月18日)
②新井容日(1982年1月18日 - 1982年4月17日)
③沢田勝博(1982年4月17日 - 1983年11月2日)
三原正(1983年11月2日 - 1984年6月28日(返上))
(ロッキー・フラットと空位WBA世界J・ミドル級王座を争い、判定勝ち。しかし初防衛戦でデビー・ムーアにKO負けで王座陥落。その後、トーマス・ハーンズWBC王座に挑戦する話もあったが、流れてしまった)
⑤無限川坂(1984年12月27日 - 1985年7月20日
(ガッチリした体格のタフ男。パワーはあったが、スタイリッシュな選手にしてやられて王座陥落)
⑥カーロス・エリオット(1985年7月20日 - 1986年12月(返上))
(スラリとしたボクサータイプ。東洋太平洋王座も獲得。ジルベール・デレと空位WBA世界J・ミドル級王座を争ったがKO負け。パンチがあったが、やや打たれ脆いところがあった)
⑦田端信之(1987年1月8日 - 1988年10月6日(返上))
⑧上山仁(1989年1月9日 - 1995年3月(返上))
吉野弘幸のライバル。ヒゲがトレードマーク。この王座を20度も防衛。フリオ・セサール・バスケス空位WBA世界J・ミドル級王座を争ったが1RでKO負け。相手のパワーをまともに受けてしまった。)
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ミドル級
①ダイナマイト松尾(1979年10月13日 - 1980年1月9日)
②ジェームス・キャラハン(1980年1月9日 - 1981年8月2日(返上))    
③柴田賢治(1981年8月3日 - 1982年4月2日(返上))
④宮田賢二(1982年8月26日 - 1983年1月25日)
千里馬啓徳(1983年1月25日 - 1984年12月4日)
デトロイトのクロンクジムで修行したこともある男。ガッチリした体型のタフな選手だったが、「世界」に行くには器用さに欠けた)
⑥東條信次(1984年12月4日 - 1986年1月28日)
⑦無限川坂(1986年1月28日 - 1986年8月11日)
大和田正春(1986年8月11日 - 1988年(返上))
赤井英和をKOした男。スラリとした体型でジャブ、ストレート。網膜剥離によりタイトルを返上)
大和武士(1988年3月21日 - 1988年9月19日)
(背が高い選手。大和田正春との試合が有名。田島吉秋にいいところなく敗北。スタミナに問題があったようだ)
⑩田島吉秋(1988年9月19日 - 1989年8月20日(返上))
大和武士をKOして王座獲得したサウスポー。白仁鉄のWBA世界S・ミドル級王座に挑戦したがTKO負け。「世界」との差は大きかった)
⑪西條岳人(1989年11月6日 - 1991年10月28日)
(フックが武器のタフ男。竹原慎二に敗れ、王座陥落)

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