「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「人気の双子ボクサー」カズ有沢&コウジ有沢

甘いマスクで人気があった兄弟。日本タイトル戦「コウジ有沢 vs. 古城賢一郎」「コウジ有沢 vs. 竹田益朗」「vs.木村鋭景 vs. カズ有沢」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

コウジ有沢 2R TKO 古城賢一郎
(日本J・ライト級王座決定戦、1996年)

(ダウンシーン)
2R:右フック、右フックで2度、古城がダウン
(感想:有沢がタイトル獲得。再戦。これまで全勝の有沢。かつてこの王座を持っていた古城と決定戦。共にガードを上げてジャブ、フックでの打ち合い。有沢は連打、古城は左ボディ打ち。2R、強烈な右フックで古城がダウン。さらに右フックで二度目のダウン。立ったが、右フックを浴びてグラついたところでレフェリーストップ。有沢がパワフルな右フックで快勝。勢いの差もあった。ベテランの古城はこれで引退。)

コウジ有沢 9R KO 竹田益朗
(日本J・ライト級タイトル戦、1996年)

(ダウンシーン)
右フックで竹田がダウン
8R:連打で竹田がスタンディングダウン
9R:右フックで竹田がダウン
(感想:有沢がタイトル防衛。世界挑戦の経験もある竹田との防衛戦。7R以降の映像で観戦。右フックでダウンを奪った有沢。7R、共にジャブ。体格も戦い方も似ている両者。竹田は左フック、有沢は右フックが得意。接近戦では互いにフック連打。8R、連打で竹田がスタンディングカウントを聞く。9R、右フックで竹田がダウン。立てず、KO。似たタイプ同士の打撃戦。有沢が得意の右フックで勝利。ただ、竹田のいいパンチがヒットするシーンも。後、有沢は日本タイトル戦史上に残る激戦で畑山隆則に敗北。王座決定戦で王座を奪回したが、世界には挑戦できなかった。)       

木村鋭景 5R TKO カズ有沢
(日本フェザー級タイトル戦、2000年)

(ダウンシーン)
2R:右ストレートで有沢がダウン
5R:連打で有沢がダウン
(感想:木村がタイトル防衛。カズ有沢はコウジ有沢の双子の兄。リック吉村の日本ライト級王座に挑戦したがKO負けしている。これまで19勝(14KO)2敗1分で日本フェザー級1位。王者の木村は21勝(10KO)2敗4分。互いにジャブ、右ストレート。似たような戦い方ではあるが、有沢はフットワークを使うのに対し、木村は強いパンチを当てるためか、足は最小限。ワンツーが強い木村。2R、右ストレートで有沢がダウン。その後、有沢は連打、左フックで対抗するが、5Rに連打でダウン。さらに連打を浴びたところでセコンドからタオル投入。木村が踏み込みの速い右ストレートで勝利。強いパンチを当てようとする姿勢、特に「足の使い方」で勝負がついた印象。カズ有沢はこれで引退。王座は獲得できなかった。)

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