「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「剛腕で世界王座奪取」浜田剛史①

WBC世界J・ウェルター級王者。世界王者になる前のノンタイトル戦「vs. 掛川憲正(デビュー戦)」「vs. ロミー・クナナン」「vs. クロード・ノエル」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

浜田剛 2R KO 掛川憲正
(J・ライト級4回戦、1979年)

(ダウンシーン)
2R:連打で掛川がスタンディングダウン
(感想:浜田のデビュー戦。掛川はこれまで2勝(1KO)3敗1分。攻める掛川だが、サウスポーの浜田が右ジャブ、左ストレート、右フックで優勢。左のボディ打ちもヒットさせる浜田。2R、連打で掛川がスタンディングカウントを聞く。背を向けたままギブアップするような形でカウントアウト。浜田が強打で勝利。ややアップライトな姿勢でパンチをもらっていたのが気になったが、左ストレートとボディ打ちが良かった。)

浜田剛史 1R KO ロミー・クナナン
(ライト級戦、1984年)

(ダウンシーン)
1R:右ボディフックでクナナンがダウン
(感想:日本1位の浜田。モミアゲを生やして貫禄ある風貌。これまで13勝(13KO)1敗1ノーコンテスト。クナナンはフィリピンのライト級4位で22勝(9KO)7敗2分。ジャブを使いながら右ストレート、左フックを振るうクナナン。浜田は右を使いながら左で強打。ボディが効いたクナナン。右ボディでダウン。立てず、カウントアウト。1Rでボディで倒すとはスゴイ。ケタ外れのパンチ力。これで12連続KO勝利の浜田。当時の日本タイ記録。)

浜田剛史 4R KO クロード・ノエル
(ライト級戦、1984年)

(ダウンシーン)
4R:左ストレート、左フックで2度、ノエルがダウン
(感想:浜田が元WBA世界ライト級チャンピオンのノエル(31勝(18KO)8敗)と対戦。フットワークとジャブを使うノエル。浜田は得意の左ストレートを狙う。4R、踏み込みの速い左ストレートでノエルがダウン。さらにダウン。立ったが、背を向けたままカウントアウト。最初のダウンを奪った左ストレートは実に凄まじかった。当たったら誰でも倒れる、という感じの強打。ボクシングの恐ろしさを見せつけた一撃だった。)

この続きはcodocで購入
----------------------------- A8 net広告