「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

平成のボクシング④(古城賢一郎、鈴木幸司、寺地永、横崎哲)

「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」「古城賢一郎 vs. ニック・アンポン(ライト級戦)」「鈴木幸司 vs. アル・コキラ(ライト級戦)」「寺地永 vs. 横崎哲(日本ミドル級王座戦)」を紹介します。

ニック・アンポン 3R KO 古城賢一郎
(ライト級戦、1994年)

(ダウンシーン)
3R:右アッパーで古城がダウン
(感想:日本J・ライト級王座を失った古城。これが再起戦。いつものようにマーロン・スターリングばりにがっちりブロックしながら前進し、左右フック攻撃。フィリピンのアンポンはなかなか良い選手。ガードを上げ、リズミカルなフットワークからジャブ、ワンツー、フックを軽快に放つ。互いにボディ攻撃。時折サウスポーにスイッチするアンポン。3R、攻める古城だが右アッパーでダウン。立てず、KO。古城はいつも通りの試合ぶり。コンディションが良くなかったようには見えなかった。アンポンは実力者だった。)

アル・コキラ 1R TKO 鈴木幸司
(ライト級戦、1994年)

(ダウンシーン)
1R:左フック、右ストレートで2度、鈴木がダウン
(感想:ライト級の鈴木。フィリピンのJ・ライト級1位と対戦。サウスポーの鈴木が最初から攻める。コキラが応戦して接近戦での打ち合いに。左フックで鈴木がダウン。さらに右ストレートで二度目。立ったが、大きなパンチを打たれたところでレフェリーストップ。コキラが腕っぷしの強さで勝利。鈴木は気合いが入っているのはよかったが、打ち合い過ぎ。序盤はジャブを使うべきだった。)

寺地永 10R 判定 横崎哲
(日本ミドル級タイトル戦、1994年)

(ダウンシーン)
9R:連打で横崎がダウン
(感想:寺地がタイトル防衛。1、9、10Rのハイライトで観た試合。これまで11勝(7KO)1敗3分の王者、寺地は長身選手(189cm)。日本5位の横崎は8勝(5KO)14敗3分で、ガッチリした体格(173cm)。これが四度目の日本ミドル級タイトル挑戦。寺地は足を使いながらジャブを打ち、攻めるときは一気に連打。横崎はブロックしながら前進して左フックなどを打つが、全体的に手数が少な目。9R、連打で横崎がダウン。判定は3-0。パンチは軽かったが、寺地が手数で勝利。防衛に成功した寺地。王座を返上し、東洋太平洋ライトヘビー級王座獲得。そして王者のまま引退。負けたのは竹原慎二戦のみ、というキャリア。息子はWBC世界ライトフライ級王者になった。)

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