「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「浪速乃弁慶」亀田大毅①

WBA世界フライ級、IBF世界スーパーフライ級王者。デビュー当初の「vs. キティポップ・サンディジム」「vs. バレリオ・サンチェス」「vs. モハメド・サディック」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

亀田大毅 1R KO キティポップ・サンディジム
(フライ級戦、2006年)

(ダウンシーン)
1R:左フックで2度、キティポップがダウン
(感想:亀田兄弟の次男。17歳。ニックネームは「浪速乃弁慶」。プロ三戦目。ガードを上げ、ブロックしながら前進。キティポップはアップライトな構えからジャブ、ストレート。接近戦。亀田が大きな左右フック。ガチャガチャ打ち返すキティポップ。左ボディが効いたキティポップ。左フックでダウン。さらに左フックで二度目のダウン、KO。ややケンカのような試合ではあったが、亀田の左フックが強かった試合。派手に打ち合いながらもボディをしっかり攻撃していた。)

亀田大毅 8R 判定 バレリオ・サンチェス
(スーパーフライ級戦、2006年)

(感想:亀田の6戦目。WBCスーパーフライ級21位のサンチェスと対戦。サンチェスはメキシカン。メキシコ・フライ級王座を獲得したことがあるが、勝ったり負けたりの戦績。リングサイドにはWBAのメンドサ会長。試合開始。サンチェスがジャブ、ストレート、そして振りの大きい左右フック連打、ボディ攻撃、突き上げるような左アッパー。亀田はブロック&左フックで、1Rから左フックをヒットさせる。接近戦では共にパワフル。手数が多いサンチェスだが、亀田のブロックは固い。4Rには互いにエキサイト。接近戦が続き、8R終了。判定は2-0。僅か1ポイント差で亀田が勝利。左フックが評価されたと思われるが、出血するなど、かなりハードな試合となった。サンチェスは力強かったが、振りが大きい分、隙があった。)

亀田大毅 1R KO モハメド・サディック
(スーパーフライ級戦、2006年)

(ダウンシーン)
1R:左フックでサディックがダウン
(感想:亀田は6連勝中(4KO)。WBCスーパーフライ級26位にランクイン。インドネシアのサディックは27勝(11KO)11敗4分のベテランサウスポー。ただし、「インドネシアライトフライ級4位」で、亀田とは体格差が。亀田が先制攻撃。相手を押さえて打つ(反則)。挽回しようと攻めるサディックだが、左フックを食ってダウン。立てず、KO。あっけないフィニッシュではあったが、最後の左フックは強いパンチ。サディックは動きのスピードに欠け、攻める時のディフェンスがイマイチだった印象。)

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