「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「150年に1人の天才」大橋秀行④

WBAWBC世界ストロー級王者。WBC世界ストロー級タイトル戦「vs. リカルド・ロペス」、復帰戦「vs. ジュリアス・プラナス」「vs. リコ・マカウボス」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

リカルド・ロペス 5R TKO 大橋秀行
WBC世界ストロー級タイトル戦、1990年)

(ダウンシーン)
4R:右ストレートで大橋がダウン
5R:右ストレート、左フックで2度、大橋がダウン
(感想:ロペスがタイトル獲得。「ウワサの強豪」ロペス。長いジャブ、ストレートを使う男。体がよくしぼられている。大橋は手数が少ない。ロペスのジャブ、ストレートが大橋の顔面に吸い込まれるようにまともにヒット。4R、左ジャブからの右ストレートで大橋がダウン。5Rにも二度のダウンでKO。ロペスはワンツー(左ジャブからの右ストレート)が驚異的に速かった。手数が少なく、攻撃が直線的な大橋。張正九に負けた時と同じ弱点を見せた。)

大橋秀行 7R KO ジュリアス・プラナス
(J・フライ級戦、1991年)

(ダウンシーン)
7R:ボディフック連打でプラナスがダウン
(感想:大橋の再起戦。WBC世界ストロー級3位の大橋。これまで14勝(9KO)4敗。プラナスはフィリピンのストロー級4位で8勝(2KO)10敗6分。ややガッチリした体格のプラナス。ジャブ、踏み込んで打つ右ストレート、振りの大きい左右フック。大橋はいつものようにパワーを込めたジャブ、右ストレート、左フック。2R、大橋が鼻から出血。プラナスは時折サウスポーにスイッチして大きなパンチを狙う。しかしながらパンチの正確さでは大橋。左ボディ打ちなどでプラナスを追い込む。7R、ボディフック連打でプラナスがダウン。立ったがカウントアウト。大橋の動きはいつもと同じような感じで、ロペスに倒された影響は特に感じられなかった。プラナスは大橋を出血させるなど、良いジャブと力強いパンチを持っており、戦績のわりには良い選手だった。)

大橋秀行 5R KO リコ・マカウボス
(J・フライ級戦、1991年)

(ダウンシーン)
5R:左ボディフックでマカウボスがダウン
(感想:WBC世界ストロー級2位の大橋。フィリピンのストロー級6位のマカウボスはこれまで16勝(10KO)10敗1分。ガードを上げて細かく上体を動かしながらマカウボスがジャブ、右ストレート。大橋はジャブ。接近戦での激しい打ち合い。互いに左右フックでボディ攻撃。5R、左ボディでマカウボスがダウン。カウントの途中でセコンドがリングインして試合終了。大橋が左ボディ打ちとディフェンスで勝利。マカウボスは思い切った攻撃をする選手で結構強かった。)

この続きはcodocで購入
----------------------------- A8 net広告