Ｊ・バンタム級期待のホープ。ジャブ連打、右ストレートが武器。デビュー当初の「vs. 下田隆之」「vs. 渡辺陸奥雄（初戦）」「vs. 藤勝」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ：聖龍拳」
①関博之 2R TKO 下田隆之
（バンタム級戦、1981年）
（ダウンシーン）
2R：右ストレートで下田がダウン。連打で下田がスタンディングダウン。
（感想：有望選手の関。デビュー二連勝（1KO）。下田は5勝9敗2分。足とジャブを使う関。アフロな下田はフックで攻める。ロープ際で下田の右フック、左フックがヒット。ピンチの関はフットワークとジャブ。2R、攻める下田が右ストレートでカウンターされ、ダウン。連打でスタンディングダウン。さらに連打でレフェリーストップ。スラリとした体でキレイなボクシングをする関。勝ったが、真っ直ぐ攻めるところが気になった。）
②関博之 2R TKO 渡辺陸奥雄
（バンタム級戦、1982年）
（ダウンシーン）
2R：右フック、右ストレートで２度、渡辺がダウン
（感想：日本Ｊ・バンタム級９位の関。これまで3勝（2KO）1分。日本フライ級８位の渡辺は7勝（3KO）3敗3分。関はジャブ連打、右ストレート。左フックは振りが大きいがキレはある。渡辺はジャブ。2R、右フックで渡辺がダウン。右ストレートで二度目。回転の速い連打でラッシュする関。レフェリーストップ。関が下田戦と同じような連打でストップ勝ち。良い選手ではあるが、やはりケンカのような連打が気になる。相手がタフでパンチがあったら逆襲される、危ない攻め方。）
③関博之 2R KO 藤勝
（バンタム級戦、1982年）
（ダウンシーン）
2R：ボディ連打で藤がダウン
（感想：日本Ｊ・バンタム級１位の関。これまで6勝（5KO）1分。日本フライ級２位の藤は18勝（5KO）17敗2分で、日本フライ級王座を獲得したことがある。共にジャブ連打。関は右ストレートに伸びがあり、藤のストレート、フック連打をディフェンス。2R、ロープ際で関がラッシュ。ボディ連打で藤がダウン。立てず、KO。関が上下に打ち分ける連打で快勝。特にボディ打ちが良かった印象。）
