「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「神戸拳闘会のフェザー級」淺川誠二③ 

日本フェザー級王者。日本タイトルを連続防衛。そして番狂わせ。日本王座戦「vs. 植田龍太郎」「vs. 園寿和」、「vs. ロベルト・ガルシア」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

淺川誠二 3R KO 植田龍太郎
(日本フェザー級タイトル戦、1990年)

(ダウンシーン)
3R:連打で植田がダウン
(感想:淺川がタイトル防衛。植田は杉谷満をKOしたことがあるパンチャー。右ストレート、左フックを思い切って打っていく。淺川はリズミカルな連打で、1Rから得意の右をヒットさせる。3R、右ストレートでグラついた植田。連打を浴びてダウン。KO。淺川がテンポよく動いて、得意の右パンチで快勝。植田は重そうなパンチを打っていたが、相手の連打の回転の速さに負けてしまった。)

園寿和 4R KO 淺川誠二
(日本フェザー級タイトル戦、1990年)

(ダウンシーン)
4R:左フックで淺川がダウン
(感想:園がタイトル獲得。日本10位の園はスラリとした正統派。これまで5勝(1KO)4敗。淺川は16勝(11KO)1敗1分で、メタリックなコスチュームでリングイン。基本に忠実なボクシングをする園はジャブ、右ストレート、左フック。淺川はいつものように速いジャブ。2Rにはコンビネーションで園を追い込む。4R、ロープに詰まった淺川。右フックからの左フックでダウン。座ったまま10カウントを聞いた。実力者相手に防衛してきた淺川があっけないKO負け。しかしながら、淺川には打たれ弱いところがあり、園は良いストレートを打っていた。当時、番狂わせと言われたが、園の実力による勝利だった。)

淺川誠二 3R TKO ロベルト・ガルシア
フェザー級戦、1991年)

(ダウンシーン)
2R:左フックからの連打でガルシアがスタンディングダウン
3R:右ストレート、連打で2度、ガルシアがスタンディングダウン
(感想:園にKOされた淺川の再起戦。日本フェザー級3位の浅川。ガルシアはフィリピン・フェザー級9位。共にリズミカルな動き。浅川は速いショートパンチ。ガルシアは長いストレート、振りの大きいフック。2Rのダウン。ガルシアの振りの大きいパンチは隙も大きい。3Rにも二度のスタンディングダウン。最後は連打でレフェリーストップ。ガルシアは当たったら凄そうなパンチを打っていたが当たらなかった。)

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