「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「長身のJ・フェザー級」葛西裕一②

日本J・フェザー級東洋太平洋J・フェザー級王者。アメリカでの試合、日本王座戦「vs. エロイ・コルテス」「vs. ホセ・マンハレス」「vs. 小泉秀司」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

葛西裕一 3R TKO エロイ・コルテス
(J・フェザー級戦、1992年)

(ダウンシーン)
3R:左ストレートでコルテスがダウン
(感想:葛西の海外武者修行。ラスベガス、ヒルトンで行われた試合。葛西は日本J・フェザー級1位。左ジャブを連打。コルテスもジャブ、そして左フックからの右ストレートといったコンビネーションを使う。3R、左フック、右ストレートで攻める葛西。ラッシュをかけて左ストレートでコルテスがダウン。立ったがレフェリーストップ。パンチの正確さ、ディフェンスで葛西の勝利。)

葛西裕一 6R 判定 ホセ・マンハレス
(J・フェザー級戦、1992年)

(感想:葛西の海外武者修行。ラスベガス、ミラージュの屋外リングで行われた試合。マンハレスはキャリアが浅く、勝ったり負けたりの選手。ガードを上げて伸びのあるジャブ、思い切った右ストレート、左フックを打つ。葛西はいつものようにジャブ連打、ワンツー、左ボディ打ち。なかなか良いパンチを打つマンハレスだが、葛西はディフェンス、カウンター。5R、葛西の右ストレートがヒット。判定は2-0。葛西がディフェンスと攻める姿勢で競り勝った。マンハレスは後にWBOのNABOスーパーフェザー級王座を獲得。実力派だった。)

葛西裕一 2R TKO 小泉秀司
(日本J・フェザー級王座決定戦、1992年)

(ダウンシーン)
2R:右ストレートで2度、小泉がダウン
(感想:葛西がタイトル獲得。日本J・フェザー級1位の葛西。これまで14戦全勝(10KO)。2位の小泉は9勝(5KO)4敗。距離を取ってジャブを打つ葛西。小泉はジャブ、ストレートを連打するなど、攻める姿勢。勢い良く攻める小泉だがパンチの振りが大きい。2R、右ストレートがカウンター気味に入って小泉がダウン。さらに同じようなタイミングの右ストレートで二度目のダウン。そして連打でレフェリーストップ。終わってみれば葛西の圧勝。ディフェンスに差があった一戦。葛西はダウンを奪った右ストレートだけではなく左フックも正確だった。)

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