「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「サウスポーのスーパーライト級」佐竹政一①

東洋太平洋スーパーライト級王者。世界挑戦寸前までいった男。東洋タイトル戦「vs. スティーブン・マークス」「vs. 金鐘吉(再戦)」「vs. リック吉村」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

佐竹政一 10R KO スティーブン・マークス
東洋太平洋スーパーライト級タイトル戦、2000年)

(ダウンシーン)
2R:連打でマークスがダウン
10R:右フックでマークスがダウン
(感想:佐竹がタイトル防衛。サウスポーの佐竹。日本ウェルター級王座に挑戦して敗北したが、東洋太平洋スーパーライト級王座を獲得。オーストラリアのマークスと初防衛戦。フットワーク&ジャブで慎重姿勢の佐竹。スキンヘッドのマークスはジャブ連打、右ストレート。2R、左ストレートが効いたマークス。連打でダウン。その後、佐竹は迫力のある連打で攻める。マークスはパワーがありそうな打ち方をしているが、自分から攻めて行かない。佐竹の連打をブロックするが、時折左ストレートを食う。佐竹はマークスの単発的な攻めをかわす。10R、激しい打ち合い。右フックのカウンターでマークスがダウン、KO。最後は痛烈なKO。佐竹のパンチにはキレがあった。マークスはもったいない敗北。強そうなパンチを打っていたが、攻めるときのバランスが良くなかった印象。)

佐竹政一 12R 判定 金鐘吉
東洋太平洋スーパーライト級タイトル戦、2000年)

(感想:佐竹がタイトル防衛。前王者の金鐘吉との再戦。ハイライトで観戦。佐竹よりも背は低いがガッチリした体格の金。左右フックを振り回す雑な打ち方でキレにも欠ける。ただ、右ストレートは悪くない。佐竹は距離を取って左ストレート。金が佐竹を引き倒して、倒れた佐竹に連打する反則。判定は3-0。佐竹がテンポよく連打して勝利したものと思われる。)

佐竹政一 12R 判定 リック吉村
東洋太平洋スーパーライト級タイトル戦、2002年)

(感想:佐竹がタイトル防衛。9Rからの映像で観戦。リックは日本ライト級王座を22連続防衛。畑山隆則の持つWBA世界ライト級王座に挑戦したが、引き分けで王座獲得ならず。この試合がその再起戦。TV解説席には元・東洋太平洋ライト級王者の坂本博之。9R、開始。共にジャブ、ストレートが武器の二人。リックが得意の右ストレートを伸ばすが佐竹はディフェンス。逆に佐竹のジャブ、左ストレートがヒット。リックの左目が腫れる。判定は3-0。テクニック合戦はサウスポーの佐竹に軍配。リックはいつもの安定したボクシング。動きは悪くはなかったが、一発のパワーに欠けていた。)

この続きはcodocで購入
----------------------------- A8 net広告