「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「KOダイナマイト」内山高志①

WBA世界スーパーフェザー級王者。強打&ディフェンス。デビュー当初の「vs. チャンデッド・シスラムカムヘン」「vs. 朴萬得」「vs. 遠藤智也」「vs. 白承元」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

内山高志 1R KO チャンデッド・シスラムカムヘン
スーパーフェザー級6回戦、2005年)

(ダウンシーン)
1R:右ストレートでチャンデッドがダウン
(感想:内山のデビュー戦。チャンデッドはこれまで1勝2敗のタイ人。共にジャブ。大きく振ったチャンデッドの左フックがヒットしたが、内山が右ストレート。ダウンしたチャンデッドは立ったがストップされた。あっけない勝利だったが、フィニッシュの右、その前の左右フックでのボディ打ちには迫力があった。)

内山高志 1R KO 朴萬得
スーパーフェザー級戦、2005年)

(ダウンシーン)
1R:右ストレート、連打で2度、朴がダウン
(感想:いつものようにジャブ、右ストレート、左フックの内山。朴もジャブ、フックを使うが、内山の強いジャブに押され気味。右ストレートで朴がダウン。立ったが、猛烈な連打で二度目のダウン、KO。パワー、ディフェンスなど、実力差があった試合。内山は左ボディ打ちもパワフルだった。)

内山高志 8R 判定 遠藤智也 
スーパーフェザー級戦、2006年)

(感想:遠藤はファイタータイプ。ブロックしながら前進し、ジャブ、思い切った振りで左右フック。内山は相手のディフェンスの隙を狙う攻撃。右フック、左ボディ打ち。なかなかタフで勇敢な遠藤。空振りが多いが力強く打ち合い、時折左フックをヒットさせる。しかし、試合全般は内山。タフな相手に距離を取ってジャブ、ワンツー、正確な連打でポイントを重ねる。判定は3-0。内山の強打に耐え抜いた遠藤が実にタフだった一戦。しかし、その後、四連敗してキャリアを終えた。)

内山高志 3R KO 白承元 
スーパーフェザー級戦、2007年)

(ダウンシーン)
3R:右ボディで白がダウン
(感想:これまで6連勝(4KO)の内山は東洋4位。12勝(3KO)4敗の白は9位。東洋ランカー同士の対戦。白がブロックとダッキングをしながらジャブ、右ストレート、左右フック。内山もジャブ。思い切った打ち方をする白だが、パワーとパンチの正確さは内山か。3R、右ボディで白がダウン。立てず、KO。レフェリーの試合終了のゼスチャー後に白のセコンドからタオルが投入されたが、それには意味がなかった。ディフェンスにも差があった試合。圧勝した内山。次の試合(王座決定戦)で東洋太平洋スーパーフェザー級王座獲得。)

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