「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「KOダイナマイト」内山高志④

WBA世界スーパーフェザー級王者。強打&ディフェンスで敵無し。世界王座防衛戦「vs. マイケル・ファレナス」「vs. ブリアン・バスケス」「vs. ハイデル・パーラ」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

内山高志 3R 負傷引分 マイケル・ファレナス
WBA世界スーパーフェザー級タイトル戦、2012年)

(感想:内山がタイトル防衛。WBA6位のファレナスはフィリピンのサウスポー。ブロックやダッキングをしながら内山の強打をかわして左ストレート、左フックを打つ。内山は相手がサウスポーでも変わらず、ジャブ、右ストレート、左フック。2R、バッティング。3R、再びバッティング。試合終了。内山のキズはかなり深いものだったという。消化不良な結果ではあったが、映像ではパワーは内山の方があったように見えた。ファレナスは次の試合でユリオルキス・ガンボアとWBA世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦を行い判定負け。内山と再戦することはなかった。)

内山高志 8R TKO ブリアン・バスケス
WBA世界スーパーフェザー級王座統一戦、2012年)

(感想:内山がタイトル統一。内山がまたしても暫定王者と統一戦(ホルヘ・ソリスを倒して「タイトル統一」したはず。しかし当時、暫定王者がもう一人おり、それがブリアン・バスケス)。バスケスコスタリカの選手(妻もボクサーで世界四階級制覇王者だとか)。左のガードを下げた構えから左手を前に出し、速いジャブ、右ストレート、振りの大きい左フック。内山はブロックしながら右ストレート、左ボディフックを当てる。パンチのスピードがあるバスケスだが、中途半端にサウスポーにスイッチしたり、攻撃を休んだりするなど、集中力に欠けているように見える試合ぶり。8R、内山がラッシュ。それまでのらりくらりしていたバスケスも内山の集中的な強打には対応できず、レフェリーストップ。内山はダウンを奪うことはできなかったが、いつもの堅実なボクシングで勝利。なお、この試合のラウンドガール壇蜜。選手以上に目立っていた?)

内山高志 5R KO ハイデル・パーラ
WBA世界スーパーフェザー級タイトル戦、2013年)

(ダウンシーン)
5R:左ボディフックでパーラがダウン
(感想:内山がタイトル防衛。無敗同士の一戦。ベネズエラのパーラはWBA10位で、なかなか良い選手。ガードをしっかり上げてテンポ良くジャブ、右ストレート。フックは思い切りのいい打ち方。連打は回転が速い。そんな相手でも内山はいつものようにワンツー、ボディ打ち。4R、内山が右ストレートからの左ボディ連打で優勢。5R、内山のローブローでしばし中断。再開後、左ボディ一発でパーラがダウン、KO。実力者相手に内山が快勝。パーラは速いパンチを打つ好選手ではあったが、速い分、一発一発のパンチは軽かったか。後、パーラはWBA暫定ライト級タイトル戦にも敗北。世界を獲得することはできなかった。)

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