「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

懐かし系の試合を中心に日本ボクシングを紹介するブログ。映像を見た感想を書いています。

「南アフリカで世界獲得」オルズベック・ナザロフ②

WBA世界ライト級王者。キルギス出身。「vs. アーニー・アレスナ」、東洋太平洋ライト級タイトル戦「vs. 大友厳」「vs. ノパラットノイ・ウォワラポン」を紹介します。「日本ボクシング専門ブログ:聖龍拳」

グッシー・ナザロフ 4R KO アーニー・アレスナ
(ライト級戦、1991年)

(ダウンシーン)
4R:左ストレートでアレスナがダウン
(感想:日本王者のナザロフがノンタイトル戦。フィリピン、ライト級2位のアレスナはこれまで14勝(9KO)2分。ナザロフは7戦全勝(7KO)。アレスナはガードを上げて右を当てようとする。ナザロフは左ストレート、右フック。左ボディ打ちと連打でナザロフ優勢。4R、左ストレートがボディに入ってアレスナがダウン。片膝をついたままカウントアウト。ナザロフがディフェンス&連打で無敗対決を制した。アレスナは一発一発のパンチは強そうだったが、単発で攻撃がとぎれがちだった。後、ナザロフの東洋太平洋ライト級タイトルを懸けて再戦が行われ、ナザロフがTKO勝ち。)

グッシー・ナザロフ 12R 判定 大友厳
東洋太平洋ライト級タイトル戦、1992年)

(感想:ナザロフがタイトル獲得。王者の大友は「激闘王」とも呼ばれるファイター。これまで22勝(19KO)4敗5分。ナザロフは11戦全勝(10KO)。上体を激しく動かしながら右を当てようとする大友。サウスポーのナザロフは右ジャブ、左ストレート、左ボディ打ち。右ストレート、左フックをかわされ、打たれる大友。ディフェンス、特に攻撃するときに隙ができる。何ラウンドにKOになるか、と思われたが、タフな大友は打たれながらも前に出る。12R終了。判定は大差の3-0。ナザロフがパンチの正確さとディフェンスで勝利。この試合がラストファイトになった大友。右を当てるシーンも見せたが、ナザロフを倒すにはパンチのキレに欠けていた。)

グッシー・ナザロフ 2R KO ノパラットノイ・ウォワラポン
東洋太平洋ライト級タイトル戦、1992年)

(ダウンシーン)
2R:連打でノパラットノイがダウン
(感想:ナザロフがタイトル防衛。これは再戦。初戦はナザロフのKO勝ち。ナザロフはこれまで13戦全勝(11KO)。東洋1位のノパラットノイは14勝(13KO)1敗。スラリとしたノパラットノイは左のガードを下げてジャブ。一発を狙うかのようなスタイルで手数は少な目。ナザロフはフットワークで距離を取って細かくジャブを使いながら、左ストレート、右フックのコンビネーション攻撃。2R、連打でノパラットノイがダウン。座り込んだままテンカウント。ナザロフが圧勝。ノパラットノイはディフェンスができないタイプ。この程度の相手と戦うのはナザロフには時間の無駄だったように思えた。)

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